寝る前に戸締まりを確認していますか?

帰宅して部屋に入ったらカギをかける、という習慣は、最近だと極普通のことになったと思います。カギ閉めなきゃと思う前に体が動いている人も多いでしょう。つまり、ドアを開ける時以外は常にカギが閉まっている状態というのが当たり前な世の中です。

が、それがある意味危険なのです。カギを閉めることが当たり前になっているからこそ、カギを閉めようという意識が薄れがちなんですよね。閉めた「はず」という感覚に陥ったことはありませんか?それはつまりカギをかけるという明確な意識がない状態になっているので、もしかしたらカギを掛け忘れているかもしれない、という可能性をはらんでいるんですよね。
そういう人が一番すべきことは、寝る前の戸締まり確認です。家にいて起きている場合、部屋の明かりもついていますし自身も行動可能な状態ですから、実際そこまで気にすることではないかもしれません。もちろんカギを掛けているに越したことはないですが。

ではもし、眠っている状態でカギが掛かっていなかったら?日本は治安がいいと言われているとはいえ、なんだかんだで物騒な世の中です。いつどんなことに巻き込まれるかもわからないのですから、寝る時は確実に施錠されているべきです。カギを掛けているはずという無意識の中での施錠を信じずに、寝る前はしっかりと戸締まり確認をするようにしましょう。そして、可能であれば寝る前ではなくても常に戸締まりを意識して、習慣化した無意識の施錠も指差し確認をするなど、何かしらの方法でチェックを徹底したほうがよいでしょう。車の教習所で「だろう運転ではなく、かもしれない運転を」と教わりますが、施錠に関しても同じことが言えるでしょうね。自分の身は自分で守る。そのために、日々の戸締まり確認を何よりも大切にするべきです。